東京都の設計事務所|kaya+建築計画設計事務所_囲みの家_

一級建築士事務所
kaya..+ 建築計画設計事務所
kaya..+..Architects...Studio

建築概要

□件名/竣工年月:囲みの家/2012年12月
□所在地/用途地域等:山口県/
□延床面積/敷地面積:129.77㎡/193.35
□構造/階数:木造軸組構造/地上2階
□設計期間/監理期間:2011.08~2012.04/2012.05~2012.12
□施工:三ツ矢建設有限会社/担当:玉木 淳一
□写真撮影:kaya+architects studio

計画概要

 敷地は南面と東面(私道)に接道した角地。道路からのプライバシーが確実に確保され、通風と開放的なリビングテラスを希望され、プライバシーと開放性と言った相反する条件にたいして、ガレージを積極的に敷地中央に配置することでクリアした計画となっています。ガレージ背面を木製格子とし居間とガレージの間に間口7.2M奥行き3.6Mほどの開放的なデッキテラスを配置しました。

detail

[ガレージ背面を木製格子とし居間に面した中庭を形成]
敷地は南面と東面(私道)に接道した角地。道路からのプライバシーが確実に確保され、通風と開放的なリビングテラスを希望され、プライバシーと開放性と言った相反する条件にたいして、ガレージを積極的に敷地中央に配置することでクリアした計画となっています。ガレージ背面を木製格子とし居間とガレージの間に間口7.2M奥行き3.6Mほどの開放的なデッキテラスを配置しました。
[2枚のコンクリート壁に屋根を架けただけのガレージ]
建物の竣工後にエクステリアのメーカーの売るアルミ製の既製品ガレージをお付けになった建物を見かけることは少なくありませんし、建物の外観にこだわられるクライアントがガレージに関しては頓着をもたれないことも多数経験します。建築は敷地全体の計画と捉えることと思います。
[ガレージの背壁で開放的で落ち着くコートテラスを形成]
ガレージの地盤面と室内床面のレベル差0.7Mを利用して、木格子の高さはリビングテラスの床面からは1.6Mほどの高さとなっており、居間とテラスでの生活空間として、自然光にあふれ、風通しの良い、視覚的に圧迫感の無い、内部と外部が一体となった居間、コートテラス空間としています。